鍵のトラブルは突然です!
殆どのお客さまは、今まで使っていた鍵がどんな鍵と言われてもすぐには思い出せないと思います!しかしながら、同じお車でも年式や型式・エンジン始動方法によって、利用できる鍵の種類は色々変わってきます。
鍵の種類が変わるということは、材料費が異なってくるため見積もりが変わります。
鍵屋さんのホームページを見ると、「8,000円から」といった曖昧な表現をよく目にすると思いますが、表記している金額は最低限の材料費+出張費が掛からない近隣エリアを想定しており、この表記のために該当しないお客さまには、8,000円と書いてあったのに!と料金トラブルが発生してしまいます。本サイトでは少しでも正確な見積を出し、トラブルにならないようにアドバイスを行わせていただきます。
鍵の種類が特定出来ないと見積もりが出しにくいというのが鍵屋の本音となります。ここでは少しでも利用していた鍵を思い出せるようにお手伝いさせて頂き、お電話の時点で少しでも正確な見積もりがとれるようにアドバイスさせていただきます。
お問合せ時にお尋ねする内容
- 車検証の情報(無くても大丈夫)
- お車の情報(年式・型式・車台番号)
- お車のエンジン始動方法
- トラブル場所の住所
- 鍵の情報(形状・ボタン数)
- 鍵トラブル状況
- 鍵の相談内容
お客さまのフリードはどのタイプ
適切な説明で誤解を防ごう!
ホームセンターでのイメージが強いのかもしれませんが、鍵を作る時に、「合鍵をお願いしたい!」といったご相談をよくお受けしますが、この言い方では誤解が生まれる可能性がありますのでご注意下さい。
鍵作製と合鍵作製は大きく異なりますエンジンを掛ける事ができる鍵がある状態(車を動かせる状態)から、新たにもうひとつ鍵を作りたい場合は、「合鍵もしくはスペアキー作製」となり、エンジンを掛けることが出来ない状態(車を動かせ無い状態)から、新たに鍵を作りたい場合は、「鍵作成もしくは、紛失キーの作成・登録」となります。
同じ一つの鍵を作るのでも、見本があるのと無いのでは全く扱いが異なります!もちろん見積もりも異なるため、誤解が生まれる可能性を秘めています。ここでは様々なケースを想定し問合せ方法のアドバイスをさせていただきます。
こんな時はどうなる・・・?
出先で鍵を無くした
今は出先なので鍵が無い状態だと思いますが、ご自宅や会社・実家など別の場所に鍵はありますか?もし鍵があるのあれば、それを見本にもう一つ作るのは「スペアキー作製」、別の場所に取りに向かっても見本になる鍵が無いのであれば、「鍵作製」となります。もちろん「鍵作製」の方が料金がかかる為、取りに行けば見本になる鍵があるのであれば取りに向かったほうが安上がりになるケースも多いと思います。
鍵はあるけどエンジンを掛けれない
海や川に落としたり、洗濯機で回してしまった場合、スマートキーが浸水しリモコン操作やエンジン始動が出来なくなる場合があります。精密機器のため諦めてしまいそうですが、同じスマートキーでもツイストノブ用とプッシュボタン用では扱いが異なります。ツイストノブ用のスマートキーは、エマージェンシーキーを使えばエンジン始動出来るはずです。※イモビライザーチップは防水加工されているためエマージェンシーキーのようなリモコン機能がないメカニカルキーには影響が出ないはずです。この場合は、エンジン始動出来るカギが一つあるのと同じ扱いとなりますので、多くの場合は「スペアキー:スマートキーの追加登録作業」として扱うことが出来ます。しかしながら、プッシュボタン用のスマートキーにはエマージェンシーキーにイモビライザーチップは入っていないため、エンジンを掛ける事が出来ません。この場合は残念ながら鍵が全く無いのと同じ扱いとなり「鍵作製」案件となります。もちろん、スマートキーに収納されているエマージェンシーキー(メカニカルキー)は水没には影響されないため、再利用することが出来ます。
エマージェンシーキーだけある
エマージェンシーキーにはキーホルダーが付けれるようになっているので、ぶら下げて利用していた場合、何かの拍子に外れてしまい、気づいた時には、エマージェンシーキーのみがぶら下がった状態で、スマートキーのメイン部分が無くなってしまうことがあります。このケースも水没同様、エンジン始動方法がどちらのタイプなのかにより、「スペアキー」案件になるか「鍵作製」案件になるのかが変わってまいります。
ネットで中古キーを用意した
ご用意いただいた鍵だけではエンジンをかけることが出来ません。エンジンを掛けることが出来る鍵があって、それを新たに追加登録するのであれば、「スペアキー作製」案件となります。正式には、お客さまにて部材持ち込みのスペアキー作製案件です。※中古キーはそのまま使えるケース以外に初期化が必要な場合もあります。
見積もりが変わる参考事例!
トラブル解決に通常よりも余計な時間が発生する場合に、見積もりの変動が生じます!ここでは、過去の事案から見積に変動があった事案を紹介します。
大きな交通規制あり
観光シーズンの観光地や帰省シーズン・イベント・マラソン大会などで交通規制がかかっている場合、通常よりも到着に時間が掛かってしまいます。作業員が拘束される時間が増える分、見積もりに変動が出ます。もちろん、有料駐車場内やサービスエリアなど作業車を止めるために別途料金が発生する場合も実費負担となります。
作業場所が特殊な場合
運転席側スペースが極端に狭く一度車を動かさないと作業が出来ない場合や、ゴンドラ式駐車場で別のお車が来るたびに作業を中断する場合など、平面駐車場の環境以外での作業には別途見積もり加算が行われることがあります。
想定外の社外品の取り付け
お車をカスタマイズされている場合、コンピューター制御に影響が出ている場合があります。最悪の場合、登録作業自体が行え無いこともございますが、社外品取り付けのためお客さまの自己責任となります。出来うる範囲のことは行いますが、サポート外となった場合、別途見積もりが発生する可能性があります。
失敗しない問合せ方法のまとめ
お使いの車種(利用されているスマートキー)、適切な問合せ方法、きちんとした依頼場所の説明が出来ればお電話でも正確な見積もりを取ることができます。鍵屋さんによっては公式LINEの扱いを行っている鍵屋さんもありますので、現場の写真などを送ればより正確さを増すことも出来ます。